「勝ち、価値」「負け、蒔け」

 勝負事は、勝たなければ意味がない。

トーナメントでは、なおさら勝ちしか評価されない。 = 価値がない。


では、本当に負けには、価値がないのか。

「負け」を「価値ある負け」に、できるのではないか。

ただ、それは負けてからの取り組みで決まる。= 負けから何を学び、何を蒔いていくか。

また、「勝つより、負けからの方が学ぶことが多い」とよく言われることがある。
本当であろうか。
これも「負け」の後の生き様次第。「敗北」からの取り組み次第。

「あの負けがあったから、この勝利がある」と言える瞬間を迎えて初めて、
「過去の敗けから蒔いた種が、花咲き、価値(勝ち)が生まれる。」
つまり、「負けた」瞬間には、その「負け」には何の価値もない。ただ負けた(蒔いた)だけに価値はない。ただ自分たちの実力不足が分かっただけ。その事実以外、そこには何もない。
「その負けを次の勝ちにつなげたいなら、多くの取り組みという種をまき、毎日、努力という水をあげ続けるしかない。」
寒い冬に、その種が花咲くかは、本当に毎日水をあげ続けれていたかどうか。
それは、次の勝ちが証明してくれる。

勝ちを手にして、初めて言える。
「あの敗北があったからこそ、今この瞬間がある」と。
この「敗北」に価値を付けるために、心に火をつけてこれからの鍛錬の夏に立ち向かおう。
冬に勝利するためには、今から迎える夏が一番成長させてくれる。
今年も、熱い夏がやってくる。
負けの悔しさから、意識を変えて、人間を変えて、心を燃やした者のみ、グラウンドに来い。


コメント

このブログの人気の投稿

恩師との試合

柳ヶ浦高校 男子サッカー部 

常勝軍団